工業設計学科のまいにち
友達がたくさんできる学科
古川 映
2014年度入学
芸術工学部工業設計学科の魅力を一言でいうと何だと思いますか?
興味のある人にとっては面白い授業が多いところだと思います。グループごとにストローや輪ゴム、ハンドミキサーなどが入った段ボールを渡されて、それらをすべて使ったモノをつくり、噴水の端から端まで競争する授業とかありました。限られた材料の中で、どんな移動装置なら可能か、どうやったら速くなるかをグループで話し合いました。もちろん座学も学びますが、他の大学には無いアイデアや発想に重きを置いた授業があってとても楽しいです。
1年生時と現在(4年生)では、自分の気持ちや大学生活、
将来の希望などに変化はありましたか?
学年が上がるにつれて就職活動に対する見方、危機感が増してきています。授業や課題をこなしているだけだったら、いざ就活をするときに見せたい自分がなくて困ります。1年の頃からなりたい職業をキチンと決めて努力している人とかを見ると、きちんと武器をつくれていてすごいなあと思います。大学選択の時点ですでになりたい自分があると、入学してからもきっと強いです。
3年間の大学生活をふりかえって満足度はどのくらい?
60%くらいです。昼過ぎまで寝ちゃうこと、夜中なのに漫画ばかり読んでいることがよくあります。大学は自分から動けばなんだって学べる場所なので、限られた時間を無駄にしないようにします。
1年生時と現在(4年生)では、興味関心のあることに変化はありましたか?
変化はありました。もともと何かモノづくりに携わる仕事がしたくてこの学科を選びましたが、授業やサークル、アルバイトなどの経験から、今は広告や出版社に興味を持っています。いろんなことが体験できるので自分のやりたいことが細かく発見できることや、就職実績を見ても幅広い業種の企業に就職しているので、自分のやりたいことの変化に対応できる学科だと思います。
大学生って大変だなと思うことは何かありますか?
一人暮らしが本当にしんどいです。初めの頃は慣れずに2回ほど間違って漫画も一緒に洗濯したこともあります。家族のサポートのおかげで学業だけに専念できていた高校生までとは違い、身の回りの色々なこともできるようにならないといけないところは大学生って大変だなと思いました。
大学(工業設計学科)に入学して得たものは何でしょうか?
学ぶことのできる友人です。この学科には面白い人がたくさんいます。折り紙が上手すぎてテレビに取り上げられた友人とか、YouTuberとかもいます。学業以外でも結果を出している友人からは学ぶことも多いし、話していて楽しいです。幅広い分野が学べる学科だからこそ集まることができたのだと思います。
芸術工学部工業設計学科を受験しようと決めた時期はいつごろですか?
高校3年の夏です。このホームページで存在を知りました。
どんな受験勉強をしましたか?
自分は浪人したので、これをしていたら落ちるよ!というのは明確に言えます。課題を写すことと授業を聞かないことです。あと模試の結果を大事にしていました。センター試験の点数は最後2回の模試の結果と同じくらいでした。模試で合格圏内の点数をとることを目標にするといいかもしれません。
芸術工学部工業設計学科の受験を検討している高校生のみなさんへ一言!
受験生活だからといって、眠いときは眠いし、見たいテレビや雑誌もたくさんあると思います。今きつい思いをしていると思いますが、その対価分の価値がここにはあります。頑張ってください!!