卒業生の実績
加藤 公敬
富士通株式会社 マーケティング改革プロジェクト室
シニアバイスプレジデント
1977年卒
プロフィール・実績概要
1977年に富士通株式会社総合デザインセンターに入社。以来、一貫して情報通信システム(ICT)の機器・空間デザイン、ユーザーインターフェースデザインに取り組み、空間と多様なユーザーに配慮したトータルデザインを実践してきました。さらにデザインと経営の観点から、情報通信システムを活用した様々なビジネスの創造・推進に貢献しました。2000年に富士通株式会社総合デザインセンター長に就任し、2007年より、富士通デザイン株式会社代表取締役社長を務め、富士通グループのビジネスを支援するグループ中核デザイン会社の経営に従事しています。また、外部のデザイン団体の活動や人材育成にも注力しています。
工業設計学科に入って良かったこと
デザインとは経営や技術に影響を与え、カタチにすること。企業の中で“もの”や“サービス”の見える化の役目を担え、経営に貢献できたこと。そしてその結果として、企業の中でのデザインの価値を高め、さらにデザイン会社の社長になれたこと。これらの出発点が工業設計学科でした。
受験生の皆さんへ一言
三現主義(現場、現人、現物)で色々な切り口で自分の五感を研ぎ澄まして、事実を理解し、さらにわかりやすく表現して伝えることが重要です。それを最も得意とする職種がデザイナーです。